介護保険とは？
介護保険は、介護が必要になったときに、費用の一部を公的に支援してもらえる仕組みです。
高齢になって、体が不自由になったり、認知症になったりしても、必要なサービスを受けられるように国が用意している制度です。
介護保険の対象になるのは？
対象者は次の2つのグループに分かれています。
１.第1号被保険者（65歳以上）
病気や年齢によって介護や支援が必要と認定された人が、サービスを利用できます。
２.第2号被保険者（40歳〜64歳）
特定の病気（たとえば、脳梗塞や認知症など）によって介護が必要になった場合に、サービスが受けられます。
介護サービスを受けるにはどうするの？
サービスを受ける流れ簡単に説明します。
▶️サービス利用までの流れ（厚生労働省のサイトへ飛びます）
- 市区町村の窓口に申請
介護保険の窓口（地域包括支援センターなど）に相談・申請をします。 - 要介護認定の調査を受ける
本人の心身の状態を確認するために、聞き取り調査などが行われます。 - 要介護度が決まる
要支援1〜2、要介護1〜5の7段階で判定されます。 - ケアプランを作成してサービス開始
ケアマネジャーと一緒に、どんなサービスを利用するか計画を立てます。
どんなサービスが受けられるの？
たとえば、以下のようなサービスがあります。
▶️介護サービスについて（厚生労働省のサイトに飛びます）
ディサービス（通所介護）
ホームヘルパー（訪問介護）
ショートステイ（短期間の施設利用）
車椅子やベットなどの福祉用具のレンタル
※サービスの内容は、要介護度によって異なります。
自己負担はいくら？
原則として、サービス費用の1割〜3割を自己負担します。
（所得によって負担割合が異なります）
まとめ
介護保険は、「いざというとき」の安心を支える制度です。
自分や家族の将来に備えて、少しずつ情報を集めておくと安心ね！
