兵庫県福崎町にいる妖怪たちと会ってきました。
福崎町は民俗学者の柳田國男の出身地。
柳田國男著書『故郷七十年』に、駒ヶ岩の河童(ガタロ)の話がでてくるそうです。
私は読んだことはないのですが、その河童をモチーフにしたガジロウとガタロウという河童がこの町に住んでいます。
そして町の中には「妖怪ベンチ」と言われる、さまざまな妖怪たちがいるベンチが置かれています。
こんな感じ⬇️

河童と将棋をさす私🤣

寝ている座敷わらしちゃんをナデナデ。
りんご飴を一口かじっているのが可愛い。

こちらは辻川山公園にいる天狗さんです。
第1回全国妖怪造形コンテスト一般の部最優秀作品を、大型FRP像にしたものです。
(※大型FRP像とは、FRP(繊維強化プラスチック)という素材で作られた、大型の立体像のこと)
この公園には第一回から第五回までの最優秀作品の大型FRP像があり、迫力がありましたよ!
ただ、この町の妖怪たちの造形はリアルなので、小さなお子さんは泣いちゃうこともあるそうです。
お子さん連れの方は気をつけてあげてくださいね。
大人は妖怪とベンチに座って写真撮ったりして楽しめますよ。
この公園で河童サイダーというのを売っていたので飲んだのですが、とてもおいしかったです♪
そして、最優秀作品賞と入賞作品の一部は辻川観光交流センターに展示してあります。
可愛い妖怪、クスッと笑える妖怪、美しい妖怪、怖い妖怪など、いろいろな作品を見ることができます。見応えありました!
どうやって作っているのか私にはさっぱりわかりませんが、自分がイメージしたものを立体像にできるって、凄いですね。
こちらの交流センターにはお土産物も売っていますし、カレーや飲み物もいただけます。

こちらは辻川山公園の近くにある柳田國男の生家です。
この場所に移築したものらしいですが、綺麗な保存状態で、どこかほっとする雰囲気がありました。

かまどの薪を入れる場所が、土間側ではなく部屋側にあります。
使いにくくないのかな??

こちらは生家の奥にある神崎郡歴史民俗資料館です。
この建物がレトロでとても素敵♡
明治時代の建物です。
役所として建てられたものを移築して、今は資料館として現役で頑張っている建物です。
優れた明治建築として兵庫県重要文化財の指定を受けています。
洋式の建物ですが、屋根は瓦になっていますよ。

福崎町、楽しいところでした☺️
妖怪に興味のある方や、柳田國男ファン(?)の方は訪れてみてくださいね。